パソコン作業をもっともっと速くするにはどうしたらいい?
Google日本語入力を使うだけで、かなりパソコン作業が効率化されることは間違いなし。
さらに高速化をねらうなら、単語登録です。
Google日本語入力の単語登録機能を呼び出す(個別)
その場ですぐに1つだけ登録したい!という場合、以下の2通りの方法があります。
- ショートカットを使う
- オプションから選択する
ショートカットを使う
単語登録のショートカットは、
Ctrl + F7
です。
ショートカット(Ctrl + F7)を使う場合、事前にプロパティ設定のところで、キー設定を「ATOK」にしておく必要があります。
オプションから選択する
もうひとつは、タスクバーの「あ/A」の文字の上で右クリックしてオプションを表示し、「単語登録」を選択する方法です。
辞書ツールを呼び出す方法(一括)
一度にまとめて単語登録を済ませてしまいたい場合、辞書ツールを使いましょう。
単語登録画面から
「ユーザ辞書の編集」をクリックして、辞書ツールを開く。
オプション画面から
あるいは、オプションで「辞書ツール」を選択します。
登録方法
どちらからでも同じで、開くとこんな感じです。
「追加」をクリックすると入力欄が作成されます。
ここに「よみ」と「単語」を入力して単語登録を行います。
「追加」をぽんぽんと押すと、入力欄がぽんぽんと作成されます。
仕事がはかどる単語登録のコツ
では、単語登録をしていきましょう。
でも、やみくもに登録しない方がいいですよ。
少ないキータッチで出したい単語や文がすばやく出てくるようにするには、戦略的に単語登録を行う必要があります。
コツはズバリ、
アルファベットを絡めること
こんな感じです。
- 子音字のみ
- ひらがな(子音字+母音字) + 子音字
子音字とは、母音(a、e、i、o、u)以外のアルファベット文字。
b、c、d、f、g、h、j、k、l、m、n、p、q、r、s、t、v、w、x、y、z
具体的に見ていきましょうね。
子音を使う
ローマ字入力の状態でアルファベットの子音字を押しても、候補はほとんどできません。
同じアルファベットの文字のバリエーションが出てくるくらいです。
逆に母音の「a」を押すと候補は78個もあります!
そう、子音の入力では候補やサジェストといった「じゃま」が入らないのです。
これを利用しましょう!
「括弧(カッコ)」や「記号」を単語登録しよう
文の中で頻繁に登場する「括弧(カッコ)」や「記号」。
Shiftキーを押しながら別のキーを押すので、入力のスピートがどうしても落ちてしまいます。
これらをまず呼び出しやすくしましょう。
カッコの登録
辞書ツールを呼び出し、以下のように登録してみましょう。
「c」を1回押す と「( 」、「c」を2回押す と「 )」になる単語登録です。
- 「c」を1回押す →「( 」カッコ
- 「c」を2回押す →「 )」カッコとじる
こんなふうに呼び出されるように登録しておくと大変便利です!
ちなみに、ローマ字入力の状態で「c」を2回続けて押すと、「っc」と変換されます。
そのため、「 )」の「よみ」は「っc」の状態で登録します。
なぜ「( 」が「c」シーなのか?っていうのは、「( 」と「c」、なんとなく形が似てるでしょ?
それだけです。
自分が覚えていられる自分ルールで登録しましょう。
しくみが分かれば、
「 」
【 】
これらも同じ理屈でいけますよ。
- 「k」(kを1回)→ 「
- 「っk」(kを2回)→ 」
- 「s」(sを1回)→ 【
- 「っs」(sを2回)→ 】
「k」はカッコの「k」、「s」は墨塗り(すみぬり)カッコの「s」です。
【 】は案外使う機会が多いですよね。
これが「s」1回、「ss」と「s」2回のキータッチで呼び出せるのはかなり便利!
超おすすめです!
多用するが変換がめんどくさい単語を登録しておくと、作業が加速しますよ。
記号の登録
おすすめの記号の登録をご紹介します。
「!」と「?」だけでもいいと思います。
- 「j」→ 「!」
- 「q」→ 「?」
- 「f」→ 「→」
- 「r」→ 「←」
- 「d」→ 「↓」
あまり多いと覚えられないので、ひとまずこのくらいで。
「j」で「!(エクスクラメーションマーク)」を呼び出せるように単語登録します。
「j」と「!」、なんとなく形が似ているでしょ?
「q」は「?(クエスチョンマーク question mark)」の「q」です。
あと「矢印」です。
「f」は「→(前方へ forward)」の「f」。
「r」は「←(後方へ return)」の「r」。
「d」は「↓(下方へ down)」の「d」。
※上向きの矢印はあまり使わないので省略。
ひらがな + 子音字 も便利です
はじめは変な感じがするかもしれませんが、直感的でもあり、案外便利なのです。
以下は私yu-taが使っている「ひらがな + 子音字」の単語登録です。
- 「あr」(a + r)→ ありがとうございます。
- 「いt」(i + t)→ いつもお世話になっております。
- 「おt」(o + t)→ お疲れ様です。
文書でのやりとりには欠かせないお決まり表現ですね。
これらは単語登録してしまうのがベストです。
【子音字2つ】【ひらがな2つ】も有り☆
アルファベット子音字の数は限られますので、子音を2つを組み合わせたものでもいいですね。
例えば、長いメールアドレス。
watanabe○○○○○@gmail.com
を出すのに、「w+g」で登録しておけば、2文字のタイピングで済みます。
「ひらがな + ひらがな」も、ほかの変換候補がでてこないものなら使えます。
たとえば、yu-taが登録しているのはこれ。
「どぞ」(d+o+z+o)→ どうぞよろしくお願いいたします。
めちゃくちゃ多用しています(笑)
少しの手間で作業爆速☆
いかがでしょうか?
上の要領で単語登録、やってみてくださいね。
10個ほど登録するだけでも全然違いますよ。
地味な仕込みが差を生みます。
トライしてみてくださいね。