マウス無しでパソコン操作ができるようになろう。
まずは「Shiftキー」です。
Shiftキーは「シフト」です
おそらくなんとなくこれまで使ってきたという人が多いと思いますが、
Shiftキーの意味、分かっていますか?
その名のとおり、交替、転向、移動です。
パソコン操作において、これがどういうことなのか、具体的に見ていきましょう。
2階への移動
あらためてShiftキーを見てみてください。
上向きの矢印マークがありますね。
これは1階から2階への移動(シフト)なんです。
キーボードを見ると、二段になっているキーがありますよね。
通常それらのキーを押すと下のマークの数字や記号が入力されます。
これらのキーには同時に別の記号が割り振られており、それらは二段になったキーの上の段に記載されています。
上の段の記号を入力するには、Shiftキーを押しながら目当てのキーを押します。
やってみてくださいね。
「Tab」キーについても、【Shiftキー】+【Tabキー】の場合は、上段の【⬅】方向の移動となります。
Tabキーの下の「Caps Lock 英数」と書かれたキーについても、【Shiftキー】+【Caps Lock 英数】で上段に書かれた【Caps Lock(キャプチャーロック)】機能が有効になります。
アルファベット「小文字」→「大文字」シフト
アルファベットが記載されているキーは二段になっていません。
でも、1階が小文字、2階が大文字と考えても良いかもしれません。
【Shiftキー】+【アルファベットのキー】で、そのアルファベットの大文字になります。
キーボードの知識の基礎を固める
いかがですか。
上で解説したShiftキーを使ったショートカットはすでに皆さん使っていらっしゃるでしょうね。
でもこれまで、
Shiftキーの役割は「2階への移動」なんだ
とはっきり認識したことは少ないのではないのでしょうか?
丸覚えではなく、意味を知る。
基礎を固めることで、ショートカットを山ほど覚えなくても、応用が効くようになります。
「こうすればいいんじゃないの?」っていう勘が働くようになるのですね。
さあ、どんどん脱マウス化を進めていきましょう☆
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