4.【本番】Zoomミーティング中の音問題を回避するには【主催者向け】

本番でこっちの声が相手に聞こえてないっていう問題、やっぱり発生するわね。。

なぜ事前に音声チェックをしておいたのに、本番で問題が起きるの?

いやになっちゃいますよね。

確認するポイントをまとめましたので、活用してくださいね。
落ち着いて速やかに対処しましょう。

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「声が聞こえません」と言われたら

「なにか話しておられるみたいですが、何も聞こえないんですけど…」

参加者からそう言われたら、
まずはマイクがミュートになっていないか、確認してみてくださいね。
初歩的なミスですが、何かとせわしいミーティング開始時は「ついうっかり」が起こります。
ミュートになっていたらはずしましょう。

マイクがミュートになっていないのに主催者の声が参加者に聞こえていないのであれば、

  • 参加者の方のスピーカーの問題
  • 主催者の方のマイクの問題
  • あるいは両方

ということになります。

聞こえてないのが特定の参加者のみでしたら、その参加者のスピーカーの問題でしょうね。

逆に、聞こえないと言っている参加者がかなりいるようでしたら、主催者側のマイクの問題である可能性が高いです。

その場合、

  • どうやって修復すればいいのか
  • 今後問題が起こらないようにするにはどうすればいいのか

主催者側のマイクの問題の修復法、問題が起こらないようにするための対処法をまとめてみました。


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確認:マイク、抜けていませんか?オンになっていますか?(有線の場合)

パソコン本体に差し込むタイプのマイク(有線)を使用している場合、「差し込むのを忘れていた」「いつのまにか抜けていた」は起こりえます。
ちゃんと差し込まれているか、確認しましょう。

さらに、マイクの電源が「ON」になっているか確認しましょう。

確認:充電切れになっていませんか?オンになっていますか?ペアリングされていますか?(無線の場合)

Zoomのミーティングでマイク付きのヘッドセットを使用する方も多いと思います。

充電式でBluetooth接続できるマイク付きヘッドセットは、ミーティング中に多少動けるので便利ですね。



しかし、ついうっかり充電し忘れて、使おうと思ったら充電切れになっていた、というのはよくあることです。

その場合は、仕方がないので電源につなげた状態(有線)で使いましょう。

また、外付けマイクのときと同じですが、電源の入れ忘れです。

ONになっているか確認しましょうね。

Bluetooth接続のデバイスは電源を入れて数秒後にペアリングされますね。

ペアリングがうまくいっていない場合、電源を入れ直して再接続を試みてください。

対処法

対処法は大きく分けて2つです。

  • 今使用可能なスピーカー・マイクに接続する
  • 使いたいヘッドセットをBluetoothでペアリングさせて修復する

順に見ていきましょう。

今使用可能なスピーカー・マイクに接続する

ミーティングで使いたいヘッドセット以外に、内蔵あるいは接続されているスピーカーやマイクがあれば、そちらが使えるか確認します。

以下は、マイクもスピーカーもヘッドセット(Logicool Wireless Headset)を選択しているのに、
「音が聞こえないんですけど…」と言われた場合です。

「スピーカー&マイクをテストする」のところで、すぐに接続可能なスピーカー・マイクを探すことができます。

クリックしてみましょう。

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すぐにテストが始まります。

まずはスピーカーからです。

選択式になっていますので、着信音が聞こえるスピーカーを選びます。

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続いてマイクテストになります。

こちらも同じく選択式ですので、テストしてみて使えるマイクを選択します。

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これでOKです。

マイク・スピーカーがそれぞれ、外付けスピーカー(CREATIVE(Realtek High Definition Audio))、内蔵マイク(HD Webcam C270)に切り替わりましたね。

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予定していたデバイス(Logicool Wireless Headset)ではありませんが、それで特に問題がなければ、すぐに使えるスピーカー・マイクを使ってミーティングを行ってもよいですね。

使いたいヘッドセットをBluetoothでペアリングさせて修復する

充電が切れているのであれば、ヘッドセットを電源につなぐ。

ヘッドセットのスイッチを入れて、パソコンにペアリングさせる。

続いて、「スピーカー&マイクをテストする」のところでテストしてみましょう。

ヘッドセットのスピーカーとマイクはちゃんと機能していますか?

大丈夫なようであれば、ミュートを外して、参加者たちに問題なく声が聞こえているか確認して、ミーティングを進めていきましょう。

音のトラブルを回避するために

常にスピーカーもマイクの1つのヘッドセットしか使わない、さらに常にスイッチが「ON」になっていてパソコンにペアリングされている、ということでしたら、あまり問題は起きないのかもしれません。

ですが、用途に応じで外付けスピーカーを使ったり、外付けの据え置きマイクを使ったり、マイク付きのヘッドセットを使ったり、ということになると、音の問題はどうしても起きる可能性は高くなります。

問題が発生したら、トラブル発生の可能性のある場所をひとつひとつ確認し、修正するか、別の利用可能な方法に切り替えましょう。

本番での音問題をできるだけ避ける方法として以下2つを挙げておきます。

推奨:ミーティング開始前にペアリングさせておく

Zoomのミーティングの「開始」ボタンを押す前に、確実にデバイスをスイッチON、Bluetooth接続のものを使うなら、確実にパソコンにペアリングさせておいてください。

ミーティングを開始させたら、ミュートのままでスピーカーとマイクのテストをちゃちゃっとやるようにしてもいいかもしれません。

参加者の多いミーティングではひととおり入室の波が治まるまで数分かかります。

この時間を活用し、参加者たちがスタンバイできたら、速やかに授業に移りたいものです。

推奨:Windows 10 の「サウンド設定」

Windows 10 のサウンド設定でスピーカー・マイクの設定をします。

タスクバーのスピーカーアイコンを右クリックして「サウンドの設定を開く」を選択します。

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マスターの方も、Zoomミーティングで使用するヘッドセットのスピーカーとマイクで設定するのが一番間違いがないです。

スピーカーに関してはヘッドセットにしていなくてもあまりトラブルはおきません。

マイクの方はトラブルが出やすいので、マスターの方もZoomミーティングで使うヘッドセットのマイクに設定しておいた方が無難です。

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さらに、アプリごとに使用するスピーカー・マイクを設定できます。

Zoomアプリを立ち上げてミーティングを行う(あるいはミーティングに参加する)場合、大体いつも同じヘッドセットを使う、ということであれば、Zoomの場合のスピーカー・マイクをどちらもヘッドセットに設定しておきましょう。

「サウンドの設定画面」をスクロールして、下の方にある「アプリの音量とデバイスの設定」というところをクリックします。

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「アプリの音量とデバイスの設定」の画面が開きます。

アプリが立ち上がった状態でないと、設定が行えないので、Zoomアプリを立ち上げましょう。

はじめは「規定」になっています。

この状態では自動的にマスターのスピーカー、マスターのマイクに接続される可能性があります。

Zoomアプリを使うときは常にヘッドセットのスピーカーとマイクを使う設定にしておきましょう。

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自力で解決・予防

いかがでしたか?

Zoomも慣れですね。ミスしながら上達します。

ただ、オンライン授業を自宅から開催する場合、ミーティング開催時のトラブルは、なんとか自力で解決しなければなりません。
(あるいは後でなんらかのかたちで参加者たちへのフォローが必要ですね)

音声がきこえないとオンライン授業が成り立ちません。

対処できるようにしておきましょう。

ひとまず、トラブルをできるだけ避けるために、予防策として、

  • マスターのマイクをミーティングで使うヘッドセットのマイクに設定する
  • 「アプリの音量とデバイスの設定」で、Zoomで使うスピーカーとマイクを設定しておく

とよいと思います。

時間があるときにやっておいてください。